私の仕事の半分は、相談があった高齢者のお宅を訪問することです。
担当になった高齢者と約束して訪問することもあります。
また、訪問されるのはあまり好きではない方は周りの方々が「あの方、放っておけない」などと心配されての相談があったりします。その方を訪問する時は、連絡なしで訪問して「近くにきたので・・・」などとさりげなく、訪問したりします。
ところで、そういった訪問に出かける時、会社のホワイトボードには、戻る時間を書きます。
予定の訪問が終わります。そのまま会社に帰ればいいのですが、私の脳は違います!
「そういえば、あの人最近どうしてるかな?」
「まだ戻りの時間まで少しあるな・・・」
となると、つい、寄り道をしてしまいます。
自転車での移動が多いので、思い付いた時に、スーッとよれるわけです。
そうすると・・・
戻りの約束時間にギリギリになったり、間に合わなかったりするわけです。
戻りの時間はキッチリ守らないといけないルールがあるわけではありません。
訪問先で予定より延長する場合もあることなので、そんなに気にすることないのですが、私、とにかく戻りの時間が守れないことが多いのです。
なので
「これじゃあいかん」
と気にして、時間を守れるようにとするのですが・・・
寄り道をしてしまい、戻りの時間に戻らないとと、急いで帰るのでとても疲れます。事故にも注意しないとね。
時間に間に合わないとへこみます。「またやっちゃった」と。
自分で
「今度こそは守るぞ。寄り道しないぞ」と
思って出かけるのですが、決まって帰りに
「そういえば・・・」
と気になる方が思い浮かび、
「いかんいかん」
と頭からそのことを振り払おうとするのですが、とても気になります。
こんなことをやって5年くらいでしょうか。
とても疲れます。
が、寄り道しないようにと意識してから、寄り道せずに帰ることも、あるようになりました。つまりまだ、寄り道してしまうのです。でも前よりはいい。
寄り道せずに帰った時は自分を褒めてます。
「馬鹿な奴だなあ」とお思いでしょうが、これも私の脳の特性のようです。
以前は自分の特殊な脳のありようを受け入れることができませんでしたが、最近は「まあ、寄り道してよかったこともあるし」と前向きに考えられることも増えてきました。だから、前より気持ちが楽になりました。
こんなこと、会社の人には言えないので、ここで書けて良かったです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。