はじめに
ADHDのために、仕事でミスが多い私。
時々本を読み、改善を模索中…
今回参考になった本は、これ。
仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣
仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)
- 作者: 藤井美保代
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2018/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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●1000社を超える組織のコンサルティングを通して、事務改善&業務効率化を実現させてきた手法
●「忙しくて余裕が持てない」という人に仕事の体質改善ができるちょっとした工夫と習慣
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目次
第1章 ▶考え方
第2章 ▶情報
第3章 ▶段取り
第4章 ▶整理整頓
第5章 ▶コミュニケーション
第6章 ▶ビジネスツール
第7章 ▶気づく力
内容引用
第1章 ▶考え方
04 ミスをしない人は、先送りをポジティブに撃退し、ミスをする人はネガティブに引きずられる。
「苦手なことにもすぐとり組める人は、大きな仕事の塊を小さな塊にほぐしてから、1つずつとりかかります。」
「やる気は高めるものではなく、迎えにいくものです。とりあえず初めて見て、意外にもスムーズに進んだな」という経験が積み重なれば、それが習慣化していきます」
06 ミスをしない人は柔軟性があり、ミスをする人は思い込みが激しい。
「(柔軟な思考の持ち主は)まわりの様子にも興味津々で、細かく目を配っています」「思い込みの激しい人は、あまり人の話を聞いていません」
08 ミスをしない人は自分をご機嫌にする方法を知り、ミスをする人は感情に左右される。
「自分の心の状態を整えてはじめて、ミスのない仕事ができる」
「起きた出来事は変えられないけれど、それに対する自分の受け止め方は変えられる」
第2章 ▶情報
10 ミスをしない人は情報インフラを築き、ミスをする人は仕事がタコツボ化している。
「ミスをする人は、得意なことも苦手なことも、すべて自分で抱え込もうとします」
「まわりの人が協力してくれる人は、実は自分から与えている人です」
11 ミスをしない人は頭のなかを空っぽにし、ミスをする人は頭の中で考える。
「(ミスをする人は)雑念に振り回され、『今、ここ』から意識が離れた隙をついて、ミスは起こります」
「頭を空っぽの状態にするには、自分の呼吸に意識を集中させるのがコツです」
13 ミスをしない人は相手起点で情報を発信し、ミスをする人は自分起点で情報を発信する。
「自分起点の情報発信は『伝えるべきことが伝わっていない』状態を生み出します」
「相手起点で考えられる人に共通するのが、相手への思いやりです」
第3章 ▶段取り
21 ミスをしない人はゴールから逆算し、ミスをする人は積み上げ式で仕事をする。
「相手がどのような仕上がりをイメージしているのか、どのような品質を求めているののか把握することが大切」
「ゴールイメージの共有には、やはり対話が一番」
第4章 ▶整理整頓
23 ミスしない人はものを潔く捨て、ミスをする人はとりあえず残しておく。
「机上の乱れは、心の乱れにもつながります」
「過去半年間、一度も見なかった書類は捨てる」
第5章 ▶コミュニケーション
34 ミスをしない人は報連相が「おしとやか」、ミスをする人は思い付きで報連相する。
「報告はタイミングが非常に重要」
「終わらないとき」「終了したとき」「トラブルがあったとき」「やりにくいとき」「変えざるを得ないとき」
第6章 ▶ビジネスツール
41 ミスをする人はリストで行動を「見える化」し、ミスをしない人は思いつくまま動く。
「行動を『見える化』したチェックリストを活用して、ヌケモレを防いでいます」
「作業手順を書き出してみると、自分の仕事の中身を改めて整理できる」
第7章 ▶気づく力
43 ミスをしない人はおおごとを察知し、ミスをしない人はヒヤリハットに気づかない。
「先の展開を予想するうえで、『自分事として考えてみる』ことはとても有効」
50 ミスをしない人はミスの裏にある学びに気づき、ミスをする人は何度も同じミスをする。
「自己肯定感の高い人は、『ミスする自分も自分』と肯定的に捉えることができる」
まとめ
最近の職場は、仕事の質とスピードの両方を求められてしまうので、疲れてしまう人が少なくないと思います。
本書では、様々な方向からミスを未然に防ぐ手法が、本当にたくさん紹介されているので、みなさんが既にやっている取り組みもあるかもしれませんが、新たな発見もあると思います。
「これやったら、ミスなくなるんじゃねえ?」と、ちょっとワクワクできるかもしれませんよ。
ADHDがある自分の場合、「心がザワザワしていること」、「会話や行動で失敗した経験が多く、考えも、会話も、行動も、消極的になりやすい」のが脳の特性上あります。
ただ、ものごとを細かく見える化させ、とにかくやり始めること、捨てること、協力することをし続けていれば、少々行動が???と周りから思われても、少しずつ状況が良くなると思います。
現に自分は、そのように行動して、以前より状況は改善しましたよ。
近況
昨夜、15歳の長女が突然の腹痛で苦しがっていましたが、ナロンエースを飲んで、朝起きたら治っていました。良かった…
苦しがっていた時は、我が家の猫が長女に寄り添って鳴いていて、優しいな~と思っていましたが、5分たったら、「遊んで~」の鳴き方に変わってきました。やっぱり、猫は猫だなと思いました。
読んでくださり、ありがとうございました。