日本を取り戻す ~ウイグル弾圧を知らせる活動と共に~

ADHD会社員が日本を取り戻したい思いでつぶやき、活動の報告をします。

これって、うちだけ? 話を聞け!ADHDサラリーマンの育った家庭の一風景

はじめに

自分の育った家庭の団らんの様子を、ふと思い出しました。

 

「こういうのって、うちだけなの?」

と思い、ちょっとご紹介したいと思います。

 

実家の食事風景

自分は、両親と祖母、姉2人と大学に入るまで暮らしていました。

大学卒業後、仕事を開始。4年後に結婚。

 

結婚してから、嫁さんが私と一緒に実家に行き、一緒に食事して、

 

その後2人になってから、

 

 

『おかしいよ』

 

と、言ってきました。

 

 

そうなんだよなあ…

 

自分の実家の食事の風景って、どうかしてる、と自分も、子供の頃から思ってました。

 

自分が結婚した時は、姉2人はいなくなっていましたが、基本的に子供の頃と「食事の時の風景」は変わっていません。

 

ーーーーーー

 

子供の頃…

 

 

食事の準備を母と祖母がしていた。

食べ物が用意されると、まず父がいただきますも言わず、食べ始める。

テレビを観ながら黙って。

 

母は、食事の準備で遅れて食卓につくが、母が健康にいいと考えた料理をどっさりとつくって持ってきて、「これは〇〇にいいからね」と持ってくる。

母は「さあ、取って取って」と母が勧めたい料理に手を付けるよう催促する。

 

例えば母が酢にハマっていた時は、うりもみ(輪切りのきゅうりを酢で和えたもの)をラーメンどんぶりに山盛り作って持ってきた。家族6人で、うりもみばっかり、そんなに食えねえだろ、って量。そして、まだ冷蔵庫にうりもみが入ったどんぶりがあった。

母が子供たちに、うりもみがいかに健康にいいか話し始め、食べるようにしつこく催促する。姉たちは返事をせず、またうりもみも食べようとしない。

父は、しかめっ面で、うりもみにちょっと手を付ける。

母は、お勧めのうりもみを父が少ししか食べないことに対して「だめじゃん、だから調子が悪くなるんだよ。あのね、酢はね、体にいいんだよ…」とその後、酢がいかに体にいいか話し始める。母はボルテージが上がって、何分もしゃべり続ける…

 

父はしかめっ面をしながら、食事。そして、なんでもしょうゆやソースをドバドバかける。元々の味付けなんてしったこっちゃない。

母は待ってましたとばかりに「お父さん、またしょうゆかけて。そんなことしてたら体に良くない…」と延々と注意が続く。

地雷を踏んだ父は「わかってるよ」と言い、さらにしかめっ面。

 

父は、テレビを観ながらムスッとしているが、母の説教に対して、しまいには「テレビが聴こえないじゃないか!」と怒る。

対して母は「だからお父さんはいけないんだよ。会話がないんだよ、会話が、うちには」と反撃。

ここで父が母に反撃して、夫婦ゲンカがスタートすることもある。祖母が止めに入るが、そんなものに耳を貸す母ではない。

 

姉たちは、両親が言い合いをしてる中、全く両親に声もかけず黙ってご飯を食べ、自分の部屋に行ってしまう。母から、とばっちりがくるからだ。

 

母はすごい。父をエンドレスで口撃しながらも、子供らの様子を見て、ちょっとした気になることを注意してくるからだ。むろん、普段は怒らないようなことでも怒って注意してくる。姉たちはそれを嫌がる。そりゃそうだ。もちろん私にも注意がとんでくる。

私は、注意されて嫌だけど、このケンカに慣れていたのか、どこ吹く風と食事していたけど、黙って食事していた。

 

上の姉はのん気な性格なので、マイペースで自分の好きなものを食べたり、両親の口げんかに関係なく、私に全然別の話をしてきたりした。別の話をしていると、母は話を聞いていないことに因縁をつけてきて、ターゲットを変えて姉を責めるようになる。

 

下の姉は要領が良く、ケンカが始まって早い段階で自分の部屋へ行ってしまう。

 

祖母は、言うことを聞かない両親に呆れて、黙って食べたり、私の世話をやいてくれたりした。

 

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父が反撃しない場合、母が父を一方的に責め続ける。長いときは1時間以上

尋常じゃないパワーを発揮する。

 

父は黙ってテレビを観ていてから、だんだん目をつぶりはじめ、たまりかねて反論したりする。結局は言い合いだ。だが、最後は父が黙ってリビングを出ていく。

私が生まれる前は父の方が強かったらしい。夫婦にも力関係に流れがあるようだ。

 

こんな光景が日常茶飯事だった。

 

私は黙って食事しながら、

「ほんと、親父もおふくろも、なんなんだろうなあ…」

と思っていた。

 

私が結婚後、嫁さんが家に来た時は、姉2人は家を出ていた。

が、食事の時の様子は基本的に変わりはない。

 

嫁さんが私の実家に来た当初は、もちろん面前でケンカをすることはない。父はいつものペースだったが、母はぎこちない愛想笑いをしていた。

 

嫁さんが実家を訪れるのに両親が慣れてくると、両親のバトルは再開された。

変わったことといえば、母がテレビを観るようになり、健康ものとか教育ものとかに興味があって、それを聞いてる時に家族同士でしゃべってると「ちょっと、聞こえないでしょ」と怒るようになったことだ。

 

「家族の会話より、テレビが大事?」

と母にツッコもうものなら、1時間以上の反撃が返ってくる。みんなそれにうんざりしている。

 

母は自分の話を延々と話す。母の話を聞かないと「会話がない、愛がない家だ」と怒る。

父は家では話さない人。母との会話に興味がない。自分の世界で過ごす。子供とは話すこともたまにある。

 

嫁さんはこの様子に

「あんたのお父さんとお母さんて…」

と呆れていた。

当然だな。

 

人の話が聞けない自分

自分は、人の話をしっかり聞かないことが多い。

直したい癖のベスト1だ。つまり簡単に治らない。

 

中学時代、塾の先生に

「おめえ、聞いてねえだろ!ケツバット!」

って、何度お仕置きを受けたことか。

 

人の話をしっかり聞きたいのだが聞けないってことだけで、仕事中のストレスの半分くらいを占めている。

 

自分は高齢者の方やご家族、地域の方々や、関係機関の方々の話を聞いて、一緒に考えて支援していくのが仕事だからだ。

 

自分のADHDの特性を冷静に振り返ると、

子供時代のことが色濃く影響を与えていて、

両親のマイペースさも、色濃く自分に遺伝しているかもしれない。

 

だからって、自分の責任は投げ出しはしない。

 

まとめ

 

ただ、うつも経験して言えること。

 

無理はいけない。

自分だけのせいではない。

うまく、生きていこう。

 

 

近況

嫁さんと毎週お決まりのアオキスーパー朝市に行き1週間分の買い物。

 

『S&Bゴールデンカレー』が12皿用のが128円!

『買いだ!』

とカートに入れたが、

 

『いらん』

と嫁さんが却下。

 

しょぼんとしてしまったが、

『わかった』

と言い、商品を戻してきた。

 

鹿児島産のうなぎが1尾1000円! 衝撃価格だ!!

『うなぎ、買おうか?1000円だよ』

と嫁さんに言うと、

 

『いらん』

と一言あり、終了。

 

以前は、ここで反撃していた自分だが、

残された道は、自分が小遣いで買うかどうかだけなので…

やめた。

 

やった!!

自分の欲望を我慢して、すぐ切り替えることができた!

ちょっと成長できたぞ!

 

そう、嫁さんにも考えや事情があるんだ。

 嫁さんは今日も仕事。本当は日曜は休みなのだが。

お疲れ様!

 

すいません、ちょっと悦に浸ってしまいました。 

 

 

読んでくださり、ありがとうございました。