日本を取り戻す ~ウイグル弾圧を知らせる活動と共に~

ADHD会社員が日本を取り戻したい思いでつぶやき、活動の報告をします。

世界は中国を糾弾して離れなきゃいかんでしょ。 ウイグルでも人権弾圧を拡大させる中国とつきあうことの不条理

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15年7月、トルコ・イスタンブールで中国政府のウイグル族政策に抗議するウイグル族ら(AP=共同)

 最悪な記事をみた

 

金曜日の昼休み。仕事に追われた午前中だったが、なんとか昼食時間を確保し、食べ終えた。一服しながらネットニュースをみていたら、最悪な記事が目を奪った。

 

www.sankei.com

 

以下、産経ニュースから引用

国務省は13日、2018年版の国別人権報告書を公表した。報告書は、中国政府が少数民族ウイグル族イスラム教徒の大量収容を「著しく強化している」とし、「80万人から200万人以上が宗教的、民族的アイデンティティーを奪う収容所に入れられているとされる」と指摘した。

 

中国のウイグル弾圧

昨年、中国が国内のウイグル自治区ウイグル人を、100万人以上強制的に収容所へ収容してるとアメリカ議会が批判していた。日本のマスコミは、産経新聞が報道したが、あとは日経新聞が少し、他はほとんど報道しなかった。NHKもBSで特集を組んだくらいで、中国の反発を恐れ一般放送ではあまり報道していない。

 

www.nhk.or.jp

 

アメリカが昨年批判し、アメリカの貿易戦争で劣勢に立つ中国は弾圧を控える可能性もあったが、悪の帝国はそんなに甘くなかった。さらに弾圧強化に動いているようだ。

 

ウイグル自治区ウイグル人のものなのだが、中国の侵略により中国の一部にされてしまった。自治区とは名ばかりで、中国から数十年間、ひどい目にあわされ続けている。

 

言論の自由がないことは元より、宗教(イスラム教)の制限、自国語の使用の制限、独自文化の破壊がされ、不当な逮捕、弾圧が続けられている。ウイグル自治区内はウイグル人に知らされないまま中国の核実験場とされ、ウイグル人は国土荒廃と被ばくに苦しんでいる。加えて中国はウイグル自治区漢民族を大量入植させ、民族抹殺を図ろうとしている。

 

そしてあの忌まわしい中国国家による「臓器狩り」の対象の一つにも、ウイグル人はされている。

www.sankei.com

強制収容所の状況

産経ニュースの報道を引用すると、

報告書は人権団体などの情報として、「収容所では一部収容者に対する虐待、拷問、殺人が行われている」と指摘した。ポンペオ米国務長官は同日の記者会見で、「中国は人権侵害という点では抜きんでている」と非難した。

とのこと。

 

でも、日本は中国に対しては内政干渉と言われることを恐れ、一切非難しない。

野党が人権どうのこうのと言うなら、こういうことを批判しなければいけないが、その気はない。親中だからだ。野党はどうしようもないダブルスタンダードだ。マスコミの大半も同様だ。

 

中国への過剰な配慮

日本は中国から、観光・貿易などで莫大な金銭的恩恵を受けているので、中国とのつきあいをなくそうとしない。

 

安倍政権としては、中国に対して毅然とした姿勢をとりつつも、政権基盤を維持するために、自民党内の親中派や親中の公明党、財界に配慮し、中国への批判をすることができない。

 

野党は人権うんぬんと言いつつも、人権について真剣には考えていないため、親中であるし、朝日新聞毎日新聞東京新聞なども多くのマスコミも同様に真剣に考えていない。考えているのは、自己満足だけだ。

 

中国の代わりを東南アジアやインド、台湾に、さらに積極的につくろう

日本が中国に依存している部分を、もっと他のアジア諸国に代わりに依存していこう。

そのために協力できることがあればしていきたい。

 

もし中国が、中国共産党が崩壊し、アメリカや欧米、日本が望む民主主義国家になる日がくるのであれば別だが。

 

アメリカが中国の世界制覇の野望に気づき武器を持たない戦争をしかけ始めた。EUも気づきつつある。

 

中国(中国共産党独裁政権)は、残念ながら極悪の帝国であり、世界を騙しだまし征服(支配下に置く)する方針を変えることは、永久にない。独裁政権を変えるつもりがないのだから。中国が変わるのは、共産党独裁政権が崩壊するときだけである。

 

だから、その崩壊を後押しするように、世界が行動しなければならないだろう。

 

「中国に進出すれば儲かる」と、目先の金もうけだけを考えていたら、中国からのしっぺ返しももちろんいずれあるが、将来欧米からの厳しい批判にもさらされるだろう。トヨタをはじめ、中国へ進出を新たに考えている企業には再考をしてほしい。

 

そもそも、企業理念として、人権を弾圧する国に協力するようなことは間違っているじゃないか。子供たちにどう説明するのか。

 

「人と人、企業が国境をまたいでつながれば、戦争は起きない」と人は言うが、武器を使った戦争が起きずとも、中国が技術を盗みまくり、自国でも技術革新していき、もし将来、軍事技術においてアメリカをしのぐようになれば、中国はなんらかの理由をつけて台湾を支配下においていく。台湾をとった後は、沖縄をとる。その布石として、中国国内で「沖縄は昔は中国領だった」とデマを流している。

 

まとめ

皆さんに価値観を押し付ける気持ちは毛頭ないし、自分はまだ勉強不足。

しかし、最悪の記事を見て、発信せずにはいられなかった。

 

優しい世の中であってほしい。そのために、できることをしていきたい。

 

 

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。