ADHDHは独自の考えが浮かぶ脳
ADHDの人は、人類の多くの定型発達の人と比べて、独自の考えを持ちやすい。
それが、定型発達の人が大多数を占める人類の中で、受け入れられたり役に立ったりすることも大いにある。
しかし…
大切なのは、考えを活用するタイミングや、誰とどのように話し合って活用していくかのプロセスだ。
家庭で独自性はあまり役に立たない?
ただ、家庭では独自性は、あんまり役に立ったことがないように思う。
なぜか??
それは、おそらく、家庭は普通に、安全に、安心して暮らしたい場所だからだと思う。
結婚するまでは、カップルが、ドキドキハラハラする体験は、お互いの恋の盛り上がりにも貢献することもあると思う。
ただ、結婚後は、とくに子供が生まれてからは、家庭を安心できる安定した環境にすることが求められる。
そんな中、独自性は、敵対することになる。
ましてはそこに、ADHDの衝動性、不注意、多動性が加わったら、それに振り回される家族としては、とってもストレシーな環境となるだろう…
嫁さん、子供たち、ごめんなさい。
嫁さんのアドバイスを聞かない
うつになるまでは、本当に、嫁さんのアドバイスを聞かないことが多かった。
いや、嫁さんからしたら
「確かに前よりはアドバイスを聞くときもあるけど、まだまだ聞かないよ」
と言いたいだろう。
とにかく、アドバイスを聞かない。
僕目線から言うと、僕が考えたことに、ことごとく反対をしてくる嫁さん。
嫁さん目線から言うと、ことごとくおかしな判断をする、振り回す夫。
こういうことが本当に多い。
嫁さんは、石橋を叩いても、なかなか渡らないタイプ。
僕の不注意性が、その気持ちに拍車をかけているかも…
不安なんだろうね… 夫として本当に申し訳ない。
アドバイスに素直に従うぞ!
家庭での目標はこれだ。
とにかく、家庭では嫁さんから意見やアドバイスを受けたら、とにかく立ち止まり考えるようにしている。
そして、僕の意見と嫁さんの意見と迷ったら、嫁さんの意見を採用することが今は多い。
残念なのか幸いなのかわからんけど、嫁さんの意見を採用した方が失敗しない確率が高いからだ。
主体性とか、独自性とか、今はどうでもいい。
とにかく、家族が普通に安心して、生活できることが目標だ。
その意識は、これからも大切にしたい。
会社ではタイミングとプロセスを大切に
一方会社では、独自性のアイデアが会社の業績に反映されることがよくある。
会社は安定だけが目標ではなく、常に社会の状況や社内環境に合わせて、勇気をもって変化していくことが会社の成長を左右する大切なことだからだ。
ただ、タイミングを間違えたり、相手の気持ちを考えなかったりすると、そのアイデアが形になることはない。
会社で大切なのは、他の同僚や上司や部下の気持ち、一緒に考えていく会議で合意して決定していくプロセスだ。
周りの意見にしっかり耳を傾けることが大切なのは言うまでもない。
独自性のあるアイデアを聞いたほかの社員が、それに感化されていいアイデアを出すこともある。
お互いの意見を素直に聞きあうことで、お互いのモチベーションも上がっていく。
それは、気の弱い僕のようなADHDサラリーマンにとって、味方をつくりながら会社で生きていく上でも、欠かせない作業だ。
じれったく感じることも、我慢して、とにかく仲間との関係が大事。
アイデアを形にしていくのには時間がかかる。
最後に
読んでくださり、ありがとうございました。