日本を取り戻す ~ウイグル弾圧を知らせる活動と共に~

ADHD会社員が日本を取り戻したい思いでつぶやき、活動の報告をします。

挫折から復活する姿にプチ感動。ADHDの人生の選択のしかたが参考になった… 書評:ADHDでよかった 

 

書評

ADHDでよかった(著者:立入勝義氏 新潮社)

ADHDでよかった (新潮新書)

 

 

 

構成

 

第1章 成人ADHDと診断されて

記事テーマ(一部抜粋)

・なぜ診察を受けようと思ったのか

・人生の優先順位が狂いっぱなし

・頭の中がおもちゃ箱

 

第2章 成人になるまでの挫折と苦悩

記事テーマ(一部抜粋)

・虫メガネで太陽を見る

・マンガのコレクターから読書家へ

・異常に過密スケジュール

・大学受験に大失敗した理由

アメリカの大学が性に合っていた

・カリフォルニアで再出発

 

第3章 社会人生活は綱渡りの連続

記事テーマ(一部抜粋)

・ずっとつきまとっている借金癖

・日本のサラリーマンとしてのトラブルと課題

・愛されキャラとして認知されていた?

フリーランスADHDに向いている

 

第4章 克服までの道のり

記事テーマ(一部抜粋)

・障害から逃げずに向き合う

・散歩と掃除を通じた「活動的」瞑想

・アポを減らす

スマートフォンを活用したADHD攻略法

・進化の過程で必要だった特性?

 

第5章 親として子として

記事テーマ(一部抜粋)

・父のようにはなりたくない

・父親を受け入れた瞬間

ADHDの子には「普通」を強要しない

・虐待やネグレクトの背後にも発達障害

・固定概念のプレッシャーから自由になろう

 

第6章 ADHDを取り巻く社会への提言

記事テーマ(一部抜粋)

・すぐれた才能は活かそう

・あの偉人もこの有名人も発達障害

・良いところに目を向けよう

・逃げずに正面から向き合おう

 

 

本のまとめ

 

大学受験にことごとく失敗したが、助言を受け入れてアメリカに旅立ち、苦労しながらも現地の大学に入学した。

 

様々な会社に転職しながら帰国もしたが、アメリカに戻り、その後起業もした。「同じ会社に3年以上勤めたことはない」と著者は言う。

 

ADHDの診断を受けた後、ADHDと前向きに向き合うことを決意した。

 

著者は言う。

ADHDと前向きに闘うことを決意してからというもの、私の人生はダイナミックな変化を遂げました。家族ときっちり向き合い、自分の弱さを認め、サポートを素直に求めることができるようになりました。過去に体験した様々な挫折や失敗、苦渋をなめたトラウマなどと決別できました」

 

 

 

感想

 

ADHDの著者の自伝で、スラスラと読むことができた。著者にはいろんな失敗、挫折がたくさんあったが、それでも相当の努力をして成功していく、人としての強さを感じた。

 

「転職を繰り返してもいいんだ。反省と修正をしていけば、いつかは、自分に合った職業が見つかる」と実感できる。

 

リオ五輪で、獲得した金メダル数を23にした、伝説のスイマー:マイケル・フェルプスADHDだった、という偉人もADHDだったという話も勇気をもらえる。他にもADHDだったと思われる有名人が登場する。

 

著者は努力と能力がずば抜けていた。自分はここまでの努力はできないし能力もないと、自分とは違う感じも受けた。だけど、失敗を乗り越えていく過程や、障害を受け入れることで道が開けてくるプロセスは同じだと思う。

 

力がもらえる一冊になった。

 

書評を書き終わったら、こんないいものが…新潮社より。↓↓ 詳しく知りたい方、こっちをどうぞ。わかりやすい。

www.shinchosha.co.jp

 

読書メーターより。↓↓

bookmeter.com

 

 

 

それにしても、ADHDだと、人生がドラマティックになると思った。自分の人生もそうだが… メリットだよね。 

 

 

最後に

 

読んでくださり、ありがとうございました。