僕は、キラキラネームをつけた人のことを、どうだこうだと言ってられない。
不登校だった長女
今回は、長女が男っぽい名前でつらい思いをしたことを書こうと思う。
長女は中2の途中から不登校になり、この春通信制高校+サポート校
に進学することになった。
いろいろつらかったことを乗り越えながら、進学できて良かった。
乗り越えられた要素の一つが、通っていたフリースクールの存在。
そのフリースクールも通うのは終わりになったが、後味の悪い終わり方になった。
フリースクールで他の生徒から、名前をからかわれたからだ。
そして長女から、「この名前が嫌い」という声を聞いた。
おそらく、この名前でからかわれたのは、今までに何度もあっただろう。
長女は、中学で、クラスでのトラブルから不登校になった。集団無視や嫌な言葉を浴びたようだ。今は元気になってきて、良かった。
その頃、「小さな頃にもいじめられていた」ことを聞いた。
名前の由来
名前は、姓名判断師に名前の候補を出してもらった。
1番上の候補の名前も良かったが、2番目を選んだ。
2番目の漢字の方が私が気に入って、かつ「男にも負けない女であってくれたら」という思いで、それを選んだ。
嫁さんも、賛成してくれた。
ひねくれもの
しかし、嫁さんのお義父さんからは、名前を決める前に「男と女と区別しにくい名前は絶対避けろよ」と釘をさしてもらっていた。
にもかかわらず、そんなアドバイスは飛んでしまい、その時の思いで名前をつけた。
その時の思いは間違いだとは思わない。
ただ、長女が嫌な思いをしたことを聞き、お義父さんのアドバイスが飛んでいた自分を、改めて大いに反省した。
自分は時々、相手の勧めてくれたものやアドバイスを素直に聞かないところがあった。オリジナリティーを出したいという気持ちが強かったんだろう。
いろんな失敗に打ちのめされて、うつになった後からは、謙虚な姿勢とともに、アドバイスを素直に受けていくことを大切にしようと実践している。
本流から外れようとしたり、ひねくれたりするのは、悪いことではない。
ただ、相手の気持ちを、素直に感謝して受け取る、受け取ってみて、やってみてから考える、そういう自分でありたいと思えるようになった。それは、
ADHDで苦労して、つかんだ幸せな体験、貴重な学びでもある。大きな失敗を重ねなかったら、気づけなかっただろう。
肝心なところではアドバイスをいろんな人に受けたり、いろいろな角度から考える慎重さが大切だが、それが全てじゃない。その時の強い思いってのも、大切だ。
もし、本人がどうしても名前を変えたいと言ったら、断固阻止するつもりはない。
改名が必要だろうか…長女がどうしてもしたいなら…
名前より名字
その後、嫁さんから聞いたのは、意外な言葉だった。長女は「名前より名字を変えたい」と言っていたそうだ。「小さな頃に先生からよく怒られた名字が嫌だ」と言ったそうだ。
名字を…その理由は…???
いろいろ考えてしまうが、考えすぎはよそう。
嫁さんに話してくれた長女に、感謝している。
男っぽい名前
今回のことで、男っぽい名前をつけられた人の気持ちも、少し知ることができた。
がーるずちゃんねるというサイトでこんな記事があった。↓↓
全体的に、男っぽい名前や男か女かわかりにくくて苦労したことが多いような印象。
ただ、大人になってからは気にならなくなったとか、気に入っているという意見もあり、考え方はいろいろだとわかった。
ちなみに、改名は否定しない。
やっぱり、自分のことは自分で決める権利がある。
参考
https://改名手続き家庭裁判所.com/entry1.html
http://kosekikaimei.net/article/174511161.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/名の変更届
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。