私は、妻と中3、中1の娘と暮らしています。
中3の娘は2年生の時にいじめに遭い、不登校になりました。
元々、たまに休むことは1年生の頃からありましたが。
中2の秋から、ずっと不登校が続いていますが、いろいろありました。
長女はいろいろ乗り越えて、昨日、通信制高校+サポート校の入試面接を行い、
合否の連絡はまだありませんが、おそらく入学できると思います。
長女は私に似ているところがあります。
「自己主張が強い、ストレスに弱い、我慢するのが苦手、素直じゃない、何をやっても続かない」など。
悪いことばかり書いてしまいましたが、そんなことばかり注目してしまっていました。
だから、不登校になったのもその影響もあるかと思い、私は「私のせいでこうなってしまった」「変な面が遺伝してしまった」と私自身への責任を感じました。
ただ、長女が行き始めたフリースクールの運営者の方から、「あなたと子供は全く別ですよ」と忠告され、ハッとしました。
そして、いろいろな人の話を聞いたり勉強したりして、
「人生で休む時期も大事。長女が今休んでいることも大切な過程」
「悪く見える面も、違う角度から見れば良い面」
ということに気づきました。
福祉の仕事をしていて、当たり前に知っていることでしたが、
自分の家族のことになると、冷静でない自分に気づくことができました。
さっき書いた子供の特徴も、別の角度から見れば、
「自分をしっかり持っている、自分が壊れるまで無理しないでセーブできる、自分にとって必要な時に自己主張ができる、自分の視点を大切にしている、いろんなことに興味をもつことができる」
と見えます。
いろいろ考える、経験する、時間はかかることですが、ものごとのプロセスを積んでいくことで、得られることってあるんだなと、つくづく感じます。
普通じゃない大変さを経験しましたが、
人について、物事の見方について掘り下げることもできました。
なので、今となっては良かったことだと思います。
長女もこれからいろいろあると思いますが、
時間をかけてきっと乗り越えていけると思います。
温かい、大きな視点、信じることを大切にしていきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。