要注意人物か、癒し系か
ADHDの人は、社会的には、注意や慎重さが足りない人との印象があると思う。
どっちかというとマイナスが目立つ「要注意人物」という印象で、本人も周りもストレスが生じやすい。
一方、「天然」と言われる人たちもいて、「どじキャラ」として、ちょっと間違いをしても「和むわー」で周りを微笑ませていく人もいる。
どっちかというと、職場に一人はいてほしい「癒し系」といえるかもしれない。
僕は同じ職場で、どっちも経験している。
今の職場に来て13年経つが、初めは癒し系、途中から要注意、最近は癒し系と変化してる。
同じ人が、癒し系と感じたり、要注意だよコイツって感じたりするんだよね…
しかし、おっさんが癒し系というのも、想像すると気持ち悪いと思うが、イメージ的に言うと、そうだな…バクあたりがいいかもしれない… バクに申し訳ないかも??
要注意人物になったきっかけ
それは、平社員から主任になり、職場を引っ張る一人になったこと。
昇格して仕事が増えたけど、単に増えただけじゃなく、10名前後の部下の管理をし始め、把握が必要な情報が増えた変化もあった。そして上司という責任が増えた。
事業を引っ張る立場も任され、意欲は上がったが、仕事量も増え、知らず知らずに疲れやストレスを貯めていった。
プラス、徐々に上から目線になっていったり、決めつけをしたりもした。
また油断の気持ちが大きくなっていったと思う。だから、自分の行いや言葉が丁寧さを欠いていたと思う。だから、人間関係が少しずつギクシャクしてきた。
そんな中起こす失敗や、誤解を招く発言の数々。
度重なってくると、ストレスや不安から余計におかしな言動をしたりする。だから周りの反応もキツくなる、っていう悪いスパイラルに入っていく。
あー、つらいつらい。
癒し系になったきっかけ
きっかけは、考え方と言動を変えて、継続していること。
そして上司にADHD を告知したこと。
主任から降格したり、仕事での失敗、うつ病の発症で、精神的にボロボロのボロっかすになりかけた。
そこで自分を振り返り、反省したり感謝したり、自分を誉めたりしながら、考え方を変えていった。
癒し系になったかもと思えたのは、周りのアタリが温かくなったと感じることが増えたから。
考え方や行動をどう変えたか
- 誰にでも謙虚に接する
- 一生懸命やる
- 感謝を伝える
- 人の嫌がることを進んでする
- 自ら協力する
- 極力相手の気持ちを考え、言葉を選ぶ
- 相談する
- 自分より人を優先する
これを大切にしてきた。
でも簡単ではなく、徹底してなんてできない。
でも、諦めずに、投げ出さずにやっている。
最後に
読んでくださり、ありがとうございました。